「あと数年で死ぬ」と分かってるとき、私は何を思うんだろう。
こんにちは。きょんです。
今日は、おばあちゃんに会ってきました。
おばあちゃんと話をする中で「自分はもう数年しか生きない。」という話が出てきました。
年々、できないことが増えて、まるで子どもに戻っていくようなおばあちゃん。
寂しい気持ちになることや、心配になることもあるけど、
「人生は有限だよ。歳を重ねると、こういう風になるんだよ。」
と教えてくれる存在だなと思います。
私はいくつまで生きるか分からないけれど、もし歳をとったとき、
「自分と違う世代と、対等に話せること」
が大切だなと思うのです。
年寄り同士で話していると、確かに互いに分かり合えることも多いだろうし、疲れにくいと思う。
でも、どうしてもどんどん世界が小さくなっていくし、ポジティブな話が出てきづらくなるのでは?と思うのです。
若い人と話をすれば、未来の話ができるし、新しい世界が広がる。
だから、死を数年後に控えても、明るい気持ちで毎日過ごせるのでは?と想像してみました。
きっと、一番怖いのは
「自分が死んだら、これまで何十年も生きてきたことは、全て無意味になる。」
と思うこと。
今までの楽しかったこと、辛かったこと。努力して積み重ねてきたもの。
それが「すべて無駄」になってしまうとしたら。
想像しただけで、恐ろしいです。
だから、次の世代に伝えられることを惜しみなく伝えて、最終的には託して、死んでいくこと。
それが自分の死ぬ時の理想です。
そのために今できることを、3つ考えてみました。
1.趣味など、違う世代と関わる機会を積極的に持って、色んな立場の人と関係を作ること。
2.自分より若い世代と話して、知らない価値観や新しい常識を教えてもらうこと。
3.歳を重ねても、学び続けること。気力を保ち続けること。
ところで先日、つんく♂さんの本を読んで、
「人生(半生)というのは、その人の一番の作品だな」
と思いました。
「細く長く」の人もいれば、「短く、とてつもなく濃密な時間を過ごす」人もいる。
生き方に正解なんてなくて、自分の信念を貫くしかないのだ。
そんなことを考えさせられました。
また、いちハロプロファンとして、つんく♂さんの歌にかける想いを尊敬しています。
つんく♂さんファンはもちろん、自分の人生を見つめなおしたい人にもぜひ、読んでもらいたい本です。
本書では、夫婦の馴れ初めから「本当の夫婦になるまで」書かれてますが、普通に勉強なりました。
お互いが今まで大切にしてきたものが違う他人だけど、少しずつ歩みよって、絆の深い夫婦になっていくこと。
とても素敵だなあと思いました。