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心から納得できる生き方をするには? 尾原 和啓 著『モチベーション革命』

こんにちは。きょんです。

 

毎日、何のために頑張るんだろう。

と考えたことはありませんか?

 

わたしは職場に慣れて、緊張がとれた頃から、モチベーションを見失うことが増えていました。

 

目の前の仕事は淡々とこなすのだけれど、

これを続けたところで、どうなるんだろう

と、大きな流れの中でのモチベーションを見失ってしまっていたんです。

 

 そんなとき、尾原 和啓さんの『モチベーション革命』がためになったので、今日は紹介したいと思います。

 

慌ただしい毎日の中、一度立ち止まって、自分が心から満たされる状態 = モチベーションを見つめ直してみませんか?

 

 

1.モチベーションが大切な時代

やりたいことがない人にとっては、これからの時代は生き辛いでしょう。

 

固定された目標に向かって歯を食いしばって頑張る人よりも、好きなことに夢中でいつも楽しそうな人の方が、魅力的になっていきます。

 

この本では「何もなかった時代を知らない」今の30代以下は、それまでの世代と全く異なる価値観・モチベーションを持っている、と書かれています。

 

わたし自身まさにこの世代に当てはまるのですが、確かに、生まれたときから何不自由なく暮らしてきて

もっと良い暮らしがしたい!

とかはあまり考えたことがないんです。

 

そういった明確な目標がない場合、今自分がいる環境に慣れてくるとすぐにモチベーション迷子になるんですよね。

何のために頑張っているのか分からなくなってしまう。

 

だから、今の若い世代は

「自分はどういうときに幸せを感じるか」

つまり明確なモチベーションを持っている必要があるんです。

 

2.意味合いの感じられることに没頭できれば、幸せ

 

この本では幸せの軸が5種類紹介されているのですが、特に共感したのが

  • 意味合い
  • 没頭

の2つです。

 

まず意味合いは、自分が心から納得できているかということ。

 

当然、どんな仕事でも誰かが必要としているから成り立っているわけで、「意味のない仕事」なんて存在しない。

 

だけど、「自分は、人のためになっている」納得できないと「意味合い」は満たされないんですよね。

 

わたし自身、ものすごく大変だった仕事が全然有り難がられなかったり、「誰でもできる仕事」と言われたときにモチベーションがだだ下がりになるので、意味合いの大切さは痛感します…。

 

そして没頭は、時間を忘れて夢中になれること。

「なかなか時計の針が進まない…」というときよりも「もう、こんな時間!?」と思えるほうが充実感がありますよね。

 

あなたにとって意味合いが感じられて、没頭できることは何ですか?

一度考えてみると、自然とやるべきことが見えてきそうですね。

 

ちなみに、今のわたしにとっては「ブログを書くこと」がまさに、これに当てはまるなあと気づかされました。

 

 

3.意味合いを重視していくと、境目のない働き方になっていく

 

ライフワークバランスの時代」

この部分も、とても印象的でした。

 

仕事と休みが切り離されているか、仕事と休みの境目がないか

あなたは、どちらが幸せだと思いますか?

 

わたしは、オンとオフがはっきり分かれている状態しか経験したことがないのですが、休みの日にふと「これって、何か意味あるのかな?」と思ってしまうことがあったんです。

 

すごく楽しいんだけど、でもそれだけ…」という感覚。

 

ただ遊んでいるだけの状態に飽きてくると、意味合いが見いだせなくなってくるんですよね。

 

つまり、意味合いを突き詰めていった究極の状態が

「休みの日のことも、仕事に活かす」

という、仕事と休みの境目のない生き方なのだろうと感じました。

4.最後に

この本を読んで、自分にとってのモチベーションをはっきりと掴めていれば、漠然とした不安を抱いたり、人と比べる必要はなくなるんだと気づかされました。

 

この部分が、今の自分にとってはしっくりきました。

 

平日は目の前の仕事に集中して、お金を稼ぐ。そして、帰宅後や週末になったら「ここからはライフワークの時間だ」と切り替え、好きなことや自分が得意なことに時間を投資し、磨いていく。

 

 今できる目の前のことに没頭しつつ、未来に向けて、意味合いの感じられることを増やしていく時間をとる。

 

そんな過ごし方ができたら、充実した毎日になるはずです。