「頑張ってるのに成果が出ない…」のは、優先順位が分かってないからだ。
「頑張ってるわりに、成果が出ない…」と悩んだことはありませんか?
こんにちは。きょんです。
わたしは以前、残業時間が多いわりになかなか仕事の成果が出ず、悩んでいました。
「残業してようやく仕事が追いつく。そして翌日、疲れが残っていて頭が回らずにまた残業…」という悪循環だったんです。
全力投球すれば良いと思ってた
「とにかく一生懸命頑張れば、きっと結果は出る」
恥ずかしながら、社会人4年目くらいまでそう思っていました。
でもどれだけやっても、一向に成果は出ない。だんだん、
「わたしはダメな人間なんだ、無能なんだ…。」と自信をなくしていました。
そして自分の時間はもちろん、睡眠時間も充分とれなくなり限界だった頃、ようやく時間の使い方が圧倒的に下手だったことに気づいたんです。
もっとも有効に時間を使う方法を考える
自分の時間を取り戻そう―――ゆとりも成功も手に入れられるたった1つの考え方
- 作者: ちきりん
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2016/11/26
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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ちきりんさんの「自分の時間を取り戻そう」には、こう書かれています。
指や目を速く動かして仕事を速くするなどという方法には、すぐに限界がきます。慌てて失敗する可能性も高まります。
みなさんの周りにも、「仕事のやり方があまりにトロい…」人がいますよね。そういう人は昔からトロい人だったのでしょうか?
…そういう人の多くは最初からトロかったわけではなく、組織の中で「周りがトロいから、自分も全力で走る必要はない」と考えているうちに何年もかけて熟成され、自分自身もトロくなってしまったのです。
ちょっと、読んでいるだけで恐ろしくなりますよね…。
確かに、残業が当たり前になっていて、自分だけ「帰ります」とは言いづらいような職場環境だと
「もっと効率的に時間を使うには?前より早く仕事を終わらせるには?」
ということを本気で考え続けるのが難しいんですね。
わたしも経験があるんですが、
「早く終わらせたって、また次の仕事があるだけだし。」とか、
「どうせ業務時間内に終わるような量じゃないから。」と考えてしまうようになるんです。
でも、本当にそのままで良いんでしょうか?
自分にとって本当に大切なことは何か
「そもそも、何のために仕事してるんだっけ」
そう考えるようになったのは、同じ職場に子育てをしながら働いている役職付きの女性がいたからです。
彼女は、保育園のお迎えや家事をしないといけないため、残業ができないんですね。
だから、勤務時間中はとにかく、ものすごい勢いで仕事をさばく。
子どもが自分のお迎えを待っているからこそ、
「もっと早くできる方法はないのか?」と常に考えて提案しているし、
「何が何でも、常に前倒しで仕事する」という覚悟があるんです。
先述のちきりんさんの本でも、ワーキングマザーについて書かれていました。
今、日本で生産性がもっとも高いのは、働きながら子育てをしているワーキングマザーです。彼女らは国際的に見てもとても生産性の高い人たちです。
つまり、彼女らは「子どもや家族が大切」と決めてるからこそ、圧倒的に結果が出せるんですね。
では、あなたが本当に大切にしたいものは何ですか?
そして、それを考えるためには
「何をしている時に、自分はいちばん充実感を覚えるのか?」
を考えてみるべきなんです。
ちなみに、わたしにとっていちばん充実してるなと思えるのは、
「いろんな新しいことに挑戦して新たな発見をしたり、今までとは違う人間関係が広がること」でした。
そこからもっと自分の時間が欲しいと思うようになり、本気で「仕事を早く終わらせたい!」と考えるようになりました。
みなさんもぜひ、自分の一番大切にしたいことと、それを手に入れるためにはどうすれば良いか?を考えてみてください。
ちなみに「仕事の効率化」では、この本がおすすめです。
徹底的に効率化する、という考え方がためになります。