毎日を退屈に感じたときに読みたい【ニーチェの名言7選】
「似たような毎日の繰り返しで、何だか退屈だなあ…」と思うことってありませんか?
最近、本屋で何気なく手にとった 哲学者ニーチェの名言集がすごく印象的だったんです。
ことばのもつパワーってすごいですよね。
曲の歌詞に深く感動したり、本に背中を押されたり。
同じような毎日でも、自分の捉え方次第なんだと教えてくれます。
哲学者の名言って、普通の人が一生かけて学んでいくようなことが全て詰まっているんですよね。
今日は、その中でも特に心に響いたニーチェの名言7つを紹介します!
これを読めばきっと、明日から平凡な毎日を見る目が変わるはずです。
- 作者: 白取春彦
- 出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン
- 発売日: 2015/11/19
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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1.いつも機嫌よく生きるコツ
輝く青春の真っ只中にいる若い人たちが不機嫌なのは、自分が社会の中で生産的な存在になることがまだなかなか難しいからである。
したがって、いつも機嫌良く生きていくコツは、人の助けになるか、誰かの役に立つことだ。
最初に「機嫌よく生きる」という言葉を見たとき
「自分が好きなことをするってことでしょ?」と思ったので、これは意外でした。
でも私自身改めて振り返って考えてみると、子どものころ親に喜んでほしくて頑張ってみたり、学生時代はボランティア活動してみたりと「誰かの役に立ちたい」っていう気持ちは自然にあったんですよね。
「偽善」ということばがあるけれど、やっぱり良いことをすると、自分も気持ちいいんですよね。
2.朝起きたら考えること
一日をよいスタートで始めたいと思うなら、目覚めたときに、この一日のあいだに少なくとも一人の人に、少なくとも一つの喜びを与えてあげられないだろうかと思案することだ。
これだけ読むと「どれだけ出来た人なんだ…自分には無理。」
と思ってしまうけど。
本当は「何もかもやりたくない…」って思うような時こそ、誰かのためになることを考えると自分の気持ちが満たされるんです。
調子の悪いとき、やる気のでない時には特に、おすすめです。
3.喜び方がまだ足りない
もっと喜ぼう。
周囲の人々も嬉しくなるほどに喜ぼう。
これめちゃくちゃ重要ですね。
「反省が足りない!」はよく聞く言葉だけど、「喜び方が足りない」なんて、よほど無愛想な人じゃない限り、普段はあまり聞かない言葉ですよね。
わたしも早速やってみました。
「ブログを毎日書けて楽しい!1人でも読んでくれる人がいて、嬉しい!」
…正直、もっと深く考えないといけないタイミングもあるだろうけどw
それでも、些細なことに嬉しいこと、楽しいことを見つけられる人生の方が絶対幸せですよね。
4.目標にとらわれすぎて人生を失うな
途中にいくつもの美しい眺望があるのに、ただ次の高みへと登っていくことしか知らない。
そういう愚かなことが、しばしばされている。
これはかなり耳が痛い…。
目標に向かうと、それ以外のことが見えなくなることってありますよね。
合理性を求めすぎて、職場の人と全く雑談もしないとか、受験があるから友達との思い出作りや自分の身なりには気を遣う余裕がないとか。
もちろん頑張る時期も必要だけど、そんな毎日も人生の大切な一部だから、もったいないですよね。
いつでもやるべきことなんてたくさんあるし、先のことを考え出したらキリがないけど、この言葉を思い出すと、今ある毎日をもっと大切にしなきゃと思えるはずです。
5.安易な人生を送りたいなら
常に群れてやまない人々の中に混じるがいい。
そして、いつも群衆と一緒につるんで、ついには自分というものを忘れ去って生きていくがいい。
グサッとくる…。
頭では「人生一度きり」と分かっていても、ついつい楽な方に流れてしまうんですよね。
不安になったときや、何かに挑戦したいけど怖いと思ってしまうときに、自分を奮い立たせてくれる言葉です。
6.人生を最高に旅せよ
何事も明日からの毎日に活用し、自分を常に切り開いていく姿勢を持つことが、この人生を最高に旅することになるのだ。
人生ってよく旅にたとえられますよね。
わたしはよく旅に行くんですが、ただ現地での楽しみを消費してるだけのことが多かったんです。
あとから友達に旅の感想を聞かれて、
「とにかく楽しかった、景色がきれいだった」
しか出てこなくて、自分の薄っぺらさにがっかりしたこともあります…。
ひとつひとつの体験をスタンプラリーみたいに集めていくだけじゃなく、しっかりと深めて、自分の中に残していこうと思わされる言葉です。
7.飽きるのは、自分の成長が止まっているから
手に入れたものが自分の中で変化しないから飽きる。すなわち、それに対する自分の心が変化しないから飽きるのだ。つまり、自分自身が成長し続けない人ほど飽きやすいことになる。
何でも、ひととおり基礎ができるようになってグッと伸びる時期が終わると、成長が止まって飽きてくるんですよね。
ちなみにわたしは、何でも大体、丸2年やれば飽きてしまいます…。
だからこそ、苦しい時期や大変な時期は成長しているときだということ、出来るようになってしまって飽きているときよりずっと幸せな状態なんだということに気づかされます。
最後に
これまでわたしは、ストレングスファインダーで適応性が上位に出ていることもあり、何でもすぐに飽きて、環境をころころ変えてたんです。
が、この本を読んで自分の考え方を意識したり成長し続ければ、飽きることはないんだと気づかされました。
学生のときは真剣に勉強してなかったけど、この本を読んで、偉人ってやっぱりすごいんだなと実感。
悩んだときに読み返すと、きっと良いアドバイスがもらえるはずです。