好きなものの周りには、夢中になれるものがある
こんにちは。きょんです。
所属してた期間限定劇団が、解散しました。
【劇団公演成功😿♡】
— きょん (@kyonchan_kyon) 2018年6月19日
日曜日は、劇団の最初で最後の公演でした。
人を感動させることのすごさ。
セリフに込められた熱い思いを、表現する楽しさ。
正解のないことを、突き詰める難しさ。
裏で支えてくれる人への感謝。
たくさんのものをもらった。
参加したきっかけは、マンガ「ガラスの仮面」。
好きなアーティストが「ガラスの仮面」が好きと言っていたので読んでみて、主人公の生き方に心打たれたのです。
「お芝居を、してみたい!」
自分の心や体を使って表現することは、内気な自分を変えるきっかけになるんじゃないか?そんな思いもあった。
「もう26歳だから、少しでも早く参加しなければ‥!」
翌日には、説明会を聞きに行っていた。
今思うと、わたしが入った当時は、劇団のホームページもそこまで整備されていなくて、「何か怪しげな雰囲気だな‥大丈夫かな?」ってビクビクしてた。笑
でも、そんな中集まったメンバーだからこそ、打ちとけあえたんだと思う。
「最初、正直あやしいと思ったよね笑」
「わたしも警戒しまくりだった!笑」
不安だったときのことを共有できたこと。
中間発表会に向けた練習や本番で、少しずつ一緒に乗り越えてきたこと。
そんな過程があったからこそ、仲良くなれて絆が深まったんだと思う。
それに、毎週実際に顔を合わせる、ということはとても大きかった。
どんな夢みたいな場所でも、毎週同じ空間で実際に手足を動かして活動することで、それは自分にとって現実になるから。
【何気ない毎日が、いつか思い出になる】
— きょん (@kyonchan_kyon) 2018年6月20日
毎週の練習は、楽しい時もあったけど、人に馴染むのが苦手なゆえ、勝手に疎外感覚えたり、正直「面倒くさいな‥」と思いながら行く時もあった。
でも、みんなで公演成功させて、「もう二度とあの日々は戻ってこないんだ」と思うと、不思議な位に胸が苦しい‥
人生は、当たり前の毎日がいつか、二度と戻れない胸が苦しくなるほどキラキラした日々に思えてくるものなんだろう。
そしてしばらくしたら、またそんなことを感じたことすら忘れてしまって、次の当たり前の毎日が始まる。
当たり前の毎日にちゃんと感謝できたら一番良いけれど、どうしても忘れてしまう。
実は本番前1週間くらいは、のどの調子は悪いし、しんどいし、クスリ飲んでも治らなくて「こんなんで舞台に立てるのか‥?」と不安で押しつぶされそうだった。
そんななのに、当日は緊張で4:00に目は覚めるし、午前中は発声練習してても咳き込んだりして、けっこうキツかった‥。
だけど定期的に、緊張して体調崩しそうになるくらいのプレッシャーを感じて、それをきっかけに当たり前の毎日に区切りをつけたり、振り返るのも良いものだ。
やっぱ慣れてきて楽になるのは心地いいけど、マンネリ化してしまうから。
一番嬉しかった、想定外だったのは観に来てくれた友達や家族が「本当に良かった!」と言ってくれたこと。
もう、ほんとに良かったーーー!ってそれまでのプレッシャーが一気に喜びに変わったのは快感だった。
自分が誰かの感情に少しでも影響を与えられることが、こんなに嬉しいのか‥!っていうのは新発見。
ここからまた新しく、何かにつなげていきたい。
興味持ったことをやってみて、そこで見つけた新たなものにまた挑戦して。
ああー、やっぱり見境ないって言われても、辞められない。新しいことやってみるのは楽しすぎる。